キリの倉庫。

暇だけど暇じゃない。でも暇人、な奴の倉庫。

I’m just talking to myself.

息を吸う、

吐く。

それだけで、私の価値は沈んでいく。

 

 

今日はいい日だ。

仕事ができたから。

私の存在意義を見出せた気がしたから。

実際はそんなもの微塵もないのだけれど。

 

人は皆、子供の時は周りの環境にあまえ、守られ、

子供を過ぎれば、勝手に自立していく。

そして周りに対して恩を返すかのように働いて働いて働いて。

その中で守るべきものに出会い、

今度はそれらを守るために働く。

人間は、社会は、世界はそれで成り立っている。

まぁ、あくまでもこれは私の自論。

 

じゃあ、私はどうなんだろう。

 

甘えていた環境。

守られていた記憶。

守るべきもの。

そのすべてが、私にはない。

 

どうして、私は仕事をするんだろう。

どうして、私は生まれてきたんだろう。

どうして、私は今生きているんだろう。

 

答えは単純明解。

 

自分がそう、望んだから。

・・・我ながらなに言ってんだかと思った。くだらない。

 

・・・あぁ、でもこんな生活も飽きたな。

なにか、わくわくすることでもないかなぁ。

 

そうだ、久しぶりに旅にでようか。

前回のあれを旅というのか、自分でも微妙だけど。

そんなことはどうでもいい。

旅に出よう。

理由なんて「この生活に飽きました」でいいだろう。

 

部屋を片付けて、

準備をして、

お気に入りのマントをひっかけて。

 

旅に出よう。

 

 

 

眠ってから。

 

 

 

 

 

I’m just talking to myself.  (ただの独り言だよ。)

 

 

 

 

***あとがき***

 

みじか!!

お久しぶりですキリです。

えー、これいわゆるプロローグなんですが、

みじかすぎましたかね。(汗)

 

作中の【私】は、うごメモで私を知ってた方にはおなじみかもしれないあの子です。

多分すぐに名前出ます。

 

これからちまちまと駄文を書いていくつもりですが、

暇つぶしにでも読んでみてくださいまし^^;

それでは、See you again, good bye!